親子英語で恩返し



私が高校一年生の時、

初めて実家で留学生を預かりました。

2週間弱の短い滞在だったんだけど、

日本での時間を楽しく過ごせるように、

いろんなところに連れて行って

あれこれおもてなしをしたつもりでした。

でも、最後に空港で彼女を見送るとき、

周りでは別れを惜しんでいる友達ばかりなのに

うちに来た子は振り返りもせず、

搭乗口に消えました。

ずっと一緒にいたのに、

同じ高校生同士だったのに

気持ちは通じ合えなかったんだ・・・と

すごく残念で、すごく悔しかったのを覚えています。


それからも父のお仕事の関係で

アメリカ、オーストラリアからの留学生を

3~4か月ずつ、3~4年にかけて

我が家で預かることが続き、

生活しながら英語を使うことが増えました。

基本的に、日本語をしっかり勉強している子たちでしたけどね。

彼らとは、お互いに辞書を片手に話したこともありました。

私はまだまだ英語が苦手でしたから。

でも、だんだん、

英語(ことば)が通じると、

気持ちだけではなく、

文化やいろんなことを分かち合えることを知りました。

そのうちに、自分も留学したいと、父親に直談判。

というか、父が勧めてくれた、という方が正しいかな。

オーストラリアに行く前のスクール通いも

学費も渡航費も滞在費もすべて父が用意してくれました。

帰国して、

何度か父に連れられて海外に行くたびに

通訳ガイドみたいなことを任されて

それがすごくすごく嫌だった時期もあるけれど、

英語をたくさん勉強させてもらった分、

やっぱり、恩返しするべきだとどこかで思っていました。


英語講師のお仕事に就くことで

少しは恩返しができたかもしれないけど、

結局、結婚を機に4年で辞めちゃって。

結婚してからマーちゃんと親子英語を始めたけど、

その頃はあまり、

父のお陰でマーちゃんに英語を教えられるって

思ってなかったかも。

でも、最近、Netflixに噛り付いて

海外ドラマを楽しんでいたり、

高校では英語が勉強したいっていう

マーちゃんの姿を見ていて

父が私に託してくれた思いがあったからなんだ、

と改めて思うようになりました。


今一度、ともくんとの親子英語で

父に恩返しできるかな。

洋書を読んだり、

英語でお話する姿を見せてあげれたらいいのに。

父は震災の年に亡くなってもういないけど

きっと、喜んでるよね。

父がオーストラリアに行かせてくれたことが

今も繋がってる。

親子英語で恩返し、

ちょっと変かな。


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comment

no subject

ぜ~んぜん変じゃないですよ~!!
maomaoさんの気持ちは、絶対に天国のお父さんに伝わっていると思います。

私も、両親がいてくれたから今の自分があると、普段は忘れていてもたまにふと思うことがあります。いくつになっても親の存在って大きいですね。
私もそんな親になれるのかな?なんて思いつつ、今を一生懸命生きるだけで精いっぱい(;^_^A
そんな私の心配をしながら、私の父も天国で子どもたちをニコニコしながら見てくれてるんだろうなって思います。

素敵なお話をありがとうございますm(__)m
  • 2016/10/22(土) 06:55 |
  • Layla |
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no subject

親になって、『私が死んでしまっても私の想いは脈々と受け継がれるんだな、いったい何が遺せるかな』とよく考えるようになりました。
お父様が英語を通して伝えたかった事がこうして受け継がれていく、とっても素敵ですね。
  • 2016/10/22(土) 07:58 |
  • なほ |
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Laylaさん☆

ありがとうございます。
なんか、ふと父のことを思い出して。
今後、子どもたちがどう英語に関わるかは
分からないけど、
親子英語でいろんな時間を過ごすことが
できてるなぁって思います。
私も、今が精いっぱいなんで
本当の力をつけてあげられてないけど、
ともくんにも何か意志が伝わるまで
続けたいなぁって思います。
  • 2016/10/22(土) 08:32 |
  • maomao |
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なほさん☆

やっぱりこの歳になると
なんとなくでも考えますね。
結局は子供たちがどうするか、なんだけど
いろんな選択肢のうちの一つは示すことが
できたのかな~なんて。
行ってこい!って言ってくれた父に感謝です。
  • 2016/10/22(土) 08:35 |
  • maomao |
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